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★採用担当者blog★vol.115 おしらせです

採用担当佐々木です。

 

先日。夜。

Aさんと打ち合わせ中の事。

今後やることの確認をした後、Aさんがつぶやいたひとこと。

 

「じゃあ、これ、おやじ、やっておいてね」

 

一瞬の沈黙。

振り返ってみても、いるのは私だけ。

 

「あ、間違えた!」

 

私に話しかけたのだということは、比較的すぐに理解はできました。

もしかすると、私には見えざる何かに話しかけたのかとも思いましたが、残念ながら違う様です。

 

性別も年齢も違うであろうAさんのお父様と、私を呼び間違えたというこの不思議。

そして、この間違いが実は2回目であるというこの不思議。

「お」も「や」も「じ」も私の名前には入っていないのに、間違えられてしまったというこの不思議。

 

なぜなのだろうと考えてみましたが、世の中には説明できないこともあるのだと、自分に言い聞かせてやめました。

余談ですが、Aさんのお父様は、Aさんにうりふたつとのことです。

 

さて、一点告知させていただきます。

 

今週、世田谷区で実施される就職相談会に出展いたします。

 

お近くにお住まいの方!

実際に担当者に疑問をぶつけてみたい方!

大きな声では聞けないけれど、気になっていることがある方!

 

そんな方は是非、お越し下さい。

こういったサイト上ではお伝えできることも限りがありますが、直接お話できるからこそ、お伝えできることもあります。

そしてみなさまに、より勤務先のイメージを持っていただけるよう、当日は園の写真など沢山お持ちしてお迎えしたいと思います。

 

おやじと呼んでしまったAさんと、おやじと呼ばれてしまった私がお迎えする予定です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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保育就職相談会

●10月30日(水) 13:30~16:30

●場所 世田谷区産業プラザ 2・3F

※詳細はイベントスケジュールページにも記載しています!

 

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★採用担当者blog★vol.114 いざ福島へ!

採用担当佐々木です。

 

最近Aさんが「痩せたんだよ」と言い張っています。

「え、そうなんですか?全然変わらないと思いますけど」という人財採用チームの言葉は耳に入らないようで、

本人はひとりほくほくしています。

一時的な体重の減少、もしくは思い込みなのかと思っていましたが、

つい先日ある職員から「Aさん、痩せましたよね」と言われました。

 

その言葉を受けて良く良くAさんを見てみると、確かに少し痩せた様な気がしてきます。

「ここ最近、深夜の間食を控えているんだ」と誇らしげにいうAさんが、なんだ輝い

て見えたりすらします。

人はいかに先入観や周りの言葉に影響を受けてしまうかという事を感じます。

そして、案外単純であるということも。

 

さてそんな中、週末に私たちは福島にいって参りました。

とある大学さんの学内企業説明会に参加させていただくためです。

今回は前日入りです。

 

 

本社での面接を終えて、嵐のように会社を出たAさんと私は、なんとか新幹線に乗り込みました。

新幹線の中では次の日のプレゼンに向けて念入りな打ち合わせのはずが

まずはなんとか買い込んだ駅弁を、無言でひたすら食べ続けました。

腹が減っては戦はできませんから。

 

福島に到着した私たちは大学に向かい、まずは意見交換会に出席。

他社の採用担当の方々も集まり、

会は終始和やかに過ぎていきます。

こちらの大学さんからは毎年何名かの卒業生が入社してくれていますので、

卒業生の様子等をお話させていただきました。

 

会も終了。

ふと立ち寄った土産物屋で、他社の人事担当者の方がひとこと。

 

「あ、Aさんがいる!」

 

他の方々も、ほんとだ!ほんとだ!とコメント。

 

カバに良く似た、森と湖の国の妖精。

こんなキュートな妖精に例えられて、ご満悦のAさんですが、

このキャラクターが大好きで、家でもポストカードを飾っている私は、どうしても納得がいきませんでした。

「どの辺が似ているというのだろう・・・」。

悶々としたまま、福島の夜は過ぎて行きました。

 

 

さて、翌日。

 

朝はあいにくの天候でしたが、

関東から7事業者があつまり、合同企業説明会。

朝は学生さんの前で、各社プレゼン。

 

そして午後からは個別の就職相談会なのですが、その前に付属の幼稚園を見学させていただきました。

こちらがその幼稚園の延長保育室の一部です。

まだまだ沢山お部屋があるので、これは一部に過ぎませんが、まるでおうちのような空間。

とても居心地がよくて、おもわずため息がでます。

 

 

屋根裏部屋も発見。

他社の人事担当の方が登っていたので、

同じく他社の人事担当の方と登ってみたのでした。

 

「ブログに載せるかもしれませんよ!」といったところ、

さりげなく自社のパンフレットがうつる様にポーズをとっていらっしゃいましたが、

遠すぎて全くうつっていませんでした。

ごめんなさい!

 

さて、その後個別相談会。

夜はこうなります。

 

バリ風のお庭です。

そんなカフェテリアの一角にブースを出した私たち。

Aさんにそっくりなオブジェが置かれていましたが、本人が見当たりません。

 

と思ったら、

他社に潜入中。

 

そしていつの間にか身売りをしたようでした。

心なしか、妙に馴染んでいる気もします。

もしかしたらもう戻ってこないのではないかと覚悟していましたが、

10分後にはグローバルキッズのブースに着席していました。

やはり帰る場所というのがあるのでしょう。

 

震災後の一昨年は、比較的多くの方が関東での就職を視野に入れていたように思いましたが、

やはり地元で就職したいという方も増えてきているなあと感じました。

その中でも

「関東にでて働いてみたい!」そんな想いを持った学生さん達にお会いすることができました。

 

 

この大学さんに伺うのも今年で3回目。

その中でご縁があり、現在グローバルキッズで働いている職員は5名。

 

就職担当の先生がこんなことをおっしゃっていました。

「私達も、安心して送りだせる事業者さんにお願いしたいんです。」

 

 

どこに就職するか、学生さんにとっては人生の大きな選択です。

特に、地元を離れ、関東で就職するという学生さんにとっては決して簡単な決断ではないと思います。 

ですのでやはり受け入れる事業者としては、また違った責任も感じます。

それは私達だけではなく、他の参加された事業者さんも、

色々な想いをもってこの地に来ているんだなあということを感じました。

 

今回この大学さんに伺ってあらためて感じたのは「まごころ」の精神でした。

 

ある意味、関東では保育士不足が騒がれる昨今、多くの求人も大学に届いているはずです。

恐らく求人先としても、困っているということはないのではないかと思います。

むしろこちらこそ、この様な機会をいただき、感謝すべきだと思っています。

しかしながらそんな事は関係なく、私達担当者一人ひとりを丁寧にもてなして下さり、とてもあたたかい気持ちになりました。

 

「●●さんは元気でやっていますよ」。

卒業生の様子をお伝えすると、どの職員の方も懐かしそうな表情を浮かべていらっしゃいました。

きっと学生さん一人ひとりを大切に思うからこそ、

この様な機会を設け、また、身近に接していく私達にこの様に温かく接して下さるんだろうなと感じました。

そして、毎年見送る学生さん達一人ひとりの動向を

家族の様に、常に気にかけていらっしゃるんだろうなと思いました。

そんな繋がりは、学校というところだからこそ、生まれてくるのだと思います。

そして保育所で働く職員の方一人ひとりも、同じような思いで、

毎年多くの子ども達を送りだしているのでしょう。

 

私達との出会いが、学生さん達にとって、夢の第一歩となれるように。

誠意をもって向き合っていこうとあらためて感じた2日間でした。

 

 

とりあえず、なぜAさんが、森と湖の国の妖精に似ていると言われたのか。

私の悶々とした日々は続きます。

 

(佐々木りつ子)