十日市場園の立ち上げから頑張っている井上園長。大きな園をまとめる苦労や、喜びについて話を聞きました。
保育士になってどのくらいですか?
(井上園長)10年です。その後、他園で園長職を経験し、新規開園にあたり十日市場園に来ました。
では、立ち上げのスタッフだったのですね。立ち上げは大変でしたか?
(井上園長)大変でした〜。
具体的には何が大変でしたか?
(井上園長)とにかく書類がたくさんあるんですね。ちょうど新年度にむけて書類が新しくなったので、まず自分がそれを覚え保育者に説明したり、前園の引き継ぎや、保護者の方の面談、職員への研修もあり、それらを短い期間で全部こなすのに夢中でしたね。
保護者の方からの期待感は、どのように感じましたか?
(井上園長)「怪我させないで」とおっしゃる方がいるかと思っていたのですが、意外と「思い切り遊ばせてください!」とか「悪いことしたら思いっきり叱ってください!」という声が多かったですね。
「大人としていいと思ったことを、うちの子供にもしてあげてくださいね」という感じでしょうか?
(井上園長)そうですね。同じ気持ちで子育てできると感じました。「こういう保育がしたい」とお伝えしたら、共感してくださる方が多くて安心しました。
それは良かったですね。
(井上園長)はい。たとえば遊具にしても、危険だからとあらかじめ排除するのではなく、どう遊んだら怪我をせずに遊べるかを教えてあげるのも大切だと思っています。危険を回避する方法を知らないままま大人になっていくって怖いことだと思うんですよ。大人がしっかり伝え、その上で思いっきり遊ばせてあげたいと考えています。
それは子ども同士での遊具の取り合いも同じかもしれませんね。
(井上園長)はい。ある程度、子ども同士でやりあうのもひとつの成長の大事な過程であると思いますが、お友達と一緒に同じ遊具で遊ぶ時のやり方、ひとつの遊具でも色々な事があるんですね。
十日市場園は、思いっきり、日当たりがいいですね。
(井上園長)そうですね。周りに日陰になるようなものがなくて環境がいいので、ありがたいですね。
地域の皆さんとはどのようなお付き合いをしていますか?
(井上園長)畑をされてる方からも「おいもちょっと掘っていいよ」とか。「じゃがいも掘りにおいでよ」と、よく声を掛けていただくなど、とても大事にしてくださってます。
この前、ハロウィンをしたのですが、近所のお店の方から「こちらからおもちゃをあげたいので」とお声をかけていただきました。
心遣いがうれしいですね。
(井上園長)はい。とてもありがたいことだと思います。
スタッフには、一番にはどのような指導をしたのですか?
(井上園長)まず基本的なところとしては、大人が背中を見せることが大事だとお話しました。
技術だけではなくて、何よりも保育者自身がしっかり身だしなみを整えて、守る事はしっかり守って、笑顔であいさつして、人として基本的なことをしっかりやって行きましょう。と伝えました。
技術というのは保育技術のことでしょうか?
(井上園長)そうですね。絵本の読み方や子どもへの教え方など、保育技術にも様々なものがあります。先ほどの、人として基本的なことがしっかりできていれば、心のゆとりも生まれ、上手になっていくものだと思います。
人としての基本的なことをしっかりできるように。というのは子ども達にどのような影響があるんですか?
(井上園長)たとえば、保育者が笑顔で挨拶しなければ、子どももそれを見て自然と同じように身についていきますね。
真似するんですか?
(井上園長)真似しますね。保育者の口癖も真似します。ちょっとした言葉も普段使っているとでてしまうので、日頃から気をつけましょうねと言っています。大人は子どもの鏡といわれますが、本当だな…と実感します。
今、園長をしていての喜びというのはどのようなことですか?
(井上園長)日当たりが良くて環境も良く、きれいなお部屋のある大きな十日市場園を任せていただいているというのは、とてもありがたいことだなって思いますね。
私の年齢で任せていただいたのは有難いことでもあるし、責任が重いことでもあります。だからこそしっかり勉強して、新しい情報をどんどん仕入れて、職員と共有していきたいと思っています。
嬉しいよりも責任感の方が大きいですか?
(井上園長)そうですね。遊ぶ時は思いっきり遊んでもらいたいんですが、安全や健康は、とにかく第一ですね。
安全や健康は小さなことの積み重ねですよね。
(井上園長)はい。そうですね。公園でいうと、思いっきり遊ぶために、まず、遊ぶ前に一人の保育者が見回るんです。タバコの吸殻がないかとか、ガラスがないかとか。そういう作業があって、思いっきり遊べる環境を作れるのだと思います。
健康管理についてはいかがでしょうか。
(井上園長)保護者に朝の様子を聞くことから始まり、視診をしっかりして、傷があったらたずねます。あとは保護者の方にお熱を計っていただいています。
それから、オムツ替えをした時でも、少しでもブツブツなどがあれば、保護者の方と連絡をとって素早い対応をするように心がけています。早い発見をして、早い対応をすることが大事ですね。
今、保護者の方達とも良い関係が築けていますか。
(井上園長)そう思います。皆さんと、送り迎えの時など、いろいろなお話しさせていただいています。
最後の質問ですが、十日市場園をはじめて10ヶ月、一番、これは出来るようになったな。と思うことはどのようなことですか。
(井上園長)まだまだ発展途上ですが、会議を増やし、話し合って解決したり、伝え漏れのないようにしたり、みんなでいい方向にもっていこうと努力していると思います
お子様に対してはいかがでしょうか。
(井上園長)子ども達が楽しみに保育園に来てくれているのが嬉しいです。
日曜日にも、もう明日行きたい!と言って、張り切って明日の用意をしてしましたと連絡帳に書いてあったり、日曜日も行きたいって言ったり、保護者の方からもここにあずけて良かったです!と、たくさんの声をいただいています。日頃の積み重ねが大事ということを実感してます。
なるほど。積み重ねの大切さですね。今日は、ありがとうございました。親の立場としても勉強になりました。
(井上園長)いえ。こちらこそ、ありがとうございました。
タイの幼稚園で働いていた柿葉さんが選んだのがグローバルキッズ。しっかりと足下を見つめながら、大きな夢をもって保育の仕事に真摯に取り組んいます。
今、おいくつですか。
(柿葉)30歳です。保育士としては8年目ですね。大学卒業後、すぐに海外で就職しました。
海外はどちらで。
(柿葉)タイのバンコクにあるインターナショナルスクールで働いていました。日本でいうと幼稚園になります。日本人駐在人のお子さん達をあずかっていました。
いろんな国籍のお子さんがいたのですが、日本人がほとんどでした。
日本に戻ろうと思ったのは何故ですか?
(柿葉)タイで5年間働きました。そのまま海外で働くのも良かったのですが、日本人のお子さんを預かっているのに、自分が日本の保育の現場を知らないというのはどうだろうという疑問がありました。そこで、もう一回保育や幼児教育について勉強し直そうと思い、日本に戻ってきました。
タイと日本の違いは何か感じましたか
(柿葉)日本のほうが、広い意味で、制度がしっかりしていると感じました。
書類1つとってもそうですし、国とか自治体とかのサポートの仕方とか、地域全体で保育しているという感じを受けました。
地域全体というと具体的にはどのようなことですか?
(柿葉)例えば、今、僕は板橋園に勤めているのですが、保育園の近所に、商店街があるんですね。お散歩行くと、お店の方が声をかけてくださったり、子どもたちの様子を見守っていてくださいます。また、近くの児童館を利用したり、デイサービスに行って交流会を開いたりしています。保育園の中だけで保育しているというよりは、地域の中に保育園があって、いろいろな方に支えられているという感じですね。
地域の交流は、子どもたちには、どんな影響がありますか?
(柿葉)保育園の中だけだと同年齢のお子さんだけで、大人も先生だけになってしまいがちですが、地域の人とふれあうと、さまざまな大人と接する事ができます。
その中で、言葉遣いやあいさつなどが自然と出来るようになっていきます。デイサービスに行っても、子どもたちが、自然な姿で優しく接するのが、お年寄りにとってもすごく嬉しいみたいです。子どもたちだけではなく、相手の方にもプラスな影響がありますね。
グローバルキッズを選んだ理由は何ですか?
(柿葉)面接で、社長とお話しできたのがグローバルキッズだけだったんですね。会社の代表である社長と話さないと、会社と保育園の考え方が一致しているかわからないと思っていました。
社長とは、お互いの保育観を話したのですが、すごく共感を持てましたし、営利を超えたところに目標があって、こういう人がトップの会社なら、とてもよい保育ができるのではないか、と思いました。
保育観というのは、具体的にはどのようなことですか?
(柿葉)大人が子供をしっかり育てていかなきゃいけないし、保育士という役割が今後ますます大切になる。子どもたちには、海外に出ても、日本にいても、日本人としてのアイデンティティをしっかり身につけてほしい、と話していました。
海外で生活した方は、アイデンティティが大切、とおっしゃいますね?
(柿葉)僕自身も海外に行ってそう思うようになったのかもしれません。自分の生まれ育った国の言葉や、伝統や文化を大切にできる心が大切だと思います。
女性が多い職場の中で、男性の保育士としての仕事観についてはどのように考えますか?
(柿葉)男性の保育士という面で言うと、家庭でも、社会にでても、男性も女性もいるわけで、保育園で子供が生活する場に、男性と女性がいても普通ではないかと思います。むしろ今までがほとんど女性だったので、そこで男性が入ることで、今までとは違った価値観が生まれて、結果的に良い保育ができると考えています。
ひとりの保育士としての保育観はいかがでしょうか?
(柿葉)最初は、子どもたちの先頭に立って、正しいほうに引っ張っていくような先生になりたいなって思っていました。しかし、保育士になって3年目ぐらいに、何かそれは違うかもと思い始めました。今では、「子どもたち一人ひとりが、やりたいこととか、思っていることとか、行きたい方向を見つけて、保育士は、後ろから背中を押してあげるような存在になれたらいいかな」と思うようになりました。
子どもたちの前に立つのではなく、後ろから見守る。180度代わったのですね。
(柿葉)縁の下の力持ちみたいな感じですかね。
その縁の下の力持ちになるにはどんなことが必要なんですか?
(柿葉)最低限、保育士というのはプロなので、最低限の知識とか技術は必要だと思うのですが、何をおいても、子どもたち、1人ひとりの個性を尊重することが大切です。 自分が、この方法がいいだろうって思っても、決してそれが本当の正解じゃないこともあります。自分のエゴをできるだけ抑えて、一人ひとりの意見を尊重しつつ、やってはいけないこと、言ってはいけないことはしっかり伝える。 子どもたちが間違ったほうに行こうとしたら、後ろからそっと修正してあげるような感じで一人ひとりを伸ばしていけたらなと思っています。
先ほど、発表会の練習をしていましたが、ああいう時でも同じですか?
(柿葉)以前は、僕が決めた事を子どもたちにさせるという感じでした。発表会も最初は全部自分で決めて、配役だけ自分たちで選ばせるという風にしていたのですが、ある時からその方法を変えました。今は、やりたい出し物を子どもたち自身で決めてもらっています。ストーリーや歌なども、できるだけアイデアを出し合って、話し合って決めてごらん、と言っています。そうすると子どもたちものってくるんですね。そのほうが、子供たちの個性も出ると思います。
今、仕事をしていて嬉しいことは何ですか?
(柿葉)いま嬉しい事は「この仕事してること」ですね。
将来の夢は?
(柿葉)将来的には、自分で保育園を立ち上げることが出来たらいいなと思っています。
保育所にあずけたい方はいっぱいいらっしゃって、ニーズがあるのに、それに応えられていないというのは、保育士としてもすごくジレンマです。
例え保育園に入れなかったとしても、地域全体で一人一人をサポートしていけるような街づくり、というと少し規模が大きくなりますが、そんな子育て支援ができるように、自分自身力をつけていけたらいいなと思っています。
3・4・5歳児の混合クラスを担当している佐々木さん。子どものことを第1に考えるグローバルキッズの保育と価値を共有しているようです。
こんにちは。よろしくお願いします。
(佐々木)こんにちは。よろしくお願いします。
保育士になってどのくらいですか?
(佐々木)保育士は13年になります。グローバルキッズに入社して1年4ヶ月になります。
いろいろな保育現場のご経験があると思いますが、こちらの良いところはどんなところでしょうか?
(佐々木)会社全体としては、子供の気持ちを1番に考えているところですね。
何よりも子供の喜ぶ顔が見たい、楽しんで保育園の生活を過ごしてもらいたいっていう思いがものすごく強く出てます。
お子様の気持ちを考えて、それを何よりも大事にしていて、すごいいいところだなって思うんです。
具体的にはどのようなことなのですか?
(佐々木)子ども達もやりたいと思う気持ちがないと楽しめないんですね。どんなに良いとされていることでも、押し付けてしまっては良くないと思います。保育士のエゴみたいなものがないのは良いと思います。
こちらの園では、何歳児のクラスをご担当ですか?
(佐々木)3・4・5歳児の混合クラスなんです。3歳児が出来ないところを5歳児が手伝ってあげたりとか、3歳児が5歳児の動きを見て「こうやるんだ」っていうのを身につけているみたいで、そういう交流も出来て良いと思います。
甥っ子さん、姪っ子さん、子どもをお持ちのお友達にグローバルキッズを薦められる理由は何でしょうか。
(佐々木)この園は行事が多くてですね、オーソドックスな遠足だとかクリスマス会、夏祭りの他にも、小さな行事みたいのがあります。敬老の日のカード作りですとか、給食の試食会ですとか。
そういうのが時々あって、そういう普段の保育と行事とのメリハリがついて新鮮だと思うんですね。そういう点が薦められますね。
行事があるのは子供にとってどんなメリットがあるのでしょうか?
(佐々木)行事に向かって、楽しみながら練習を重ねますよね。それで今までやれなかったことが出来ようになったりします。
行事を終えた後でも、もう練習とかしなくてもいいのに「また、あれやってみようよ」と関わってくることもあります。
やってみよう!という欲がでてくるんですね。
(佐々木)そうですね。行事も楽しく、行事を心待ちにして、またそれを楽しんで、また終わってから余韻を楽しむというのもあります。1つ1つに意味があると思います。
佐々木さんが保育士をしていて、一番楽しい時は何でしょうか?
(佐々木)子供達ができなかったことが、ある日突然できたりとかした時など、その成長が見れるのが楽しいです。
このグローバルキッズの園は働きがいのある場所ですか?
(佐々木)そうですね、とても。保育士がこのような保育をしたいのですがという相談を持ちかけても、サポートしてくださいますし、間違ってる時もはっきり知らせてくれます。そういう場面で、自分自身も成長できると思います。
今日はありがとうございました。
(佐々木)こちらこそ、ありがとうございました。
園長、保育士をサポートする重要な役割の事務員スタッフ。北原さんは、職員が夢をもち実現できる職場に、そして子ども達も夢がもてる園にするために各園を飛び回っています。
北原さんは、どのようなお仕事をしているのですか?
(北原)園長や保育士が、忙しくて手がまわらないところ、出来ないことをやろうと思っています。基本的には目の行き届かないところの掃除や安全点検です。
園長先生を中心にして、保育所の先生達がやっていきたい園を実現するためのサポート役。例えば保護者の方の急な対応ですとか、急に何かあったことの対応もします。
さきほど、子どもさんとも遊んでいましたね。
(北原)そうですね。一緒に遊ぶこともあります。
子どもと接する中での楽しさもあるんですね。
(北原)子どもと接するのは、単純に楽しいですね。それから、お迎えの時などに保護者の方とお話しすることも。園では学ぶ事が多いです。
学ぶこと?
(北原)例えば同じボールを見ても自分とは違う発想力があったり、こういう考え方もあるんだ、と気づかされます。違う形でものを捉えるということは、子どもから学ぶ事はすごくあるなとは思いますね。
事務員さんとしては、書類関係の仕事もたくさんありそうですね。
(北原)区役所や市役所との橋渡し、役所関係へのご挨拶、請求書関係やいろいろなものがあります。あと、保護者の方にとっては男性がいると安心されるということもあるようです。ですから、できるだけ顔を出して、保護者の方にもご安心いただこうと考えています。
スタッフにとってはどのような職場になるようにしていきたいとお考えですか?
(北原)職員が夢を持って実現できる職場にするためのお手伝いをしていきたいと思います。そういう園でありたいし、そういう会社でありたいなと思います。
それは子供にもつながっていく、と。
(北原)そうですね。もちろん子どもたちに夢を持ってもらえる園です。職場の先生達が満足して夢を見ていないと、子どもたちも夢を見ることができないと思うんですね。職員の先生たち、僕達も含めて一緒に将来の夢を持てる職場にしたいなと思っています。
元気で明るい印象の寺内さん。子どもたちとともに楽しく過ごせる、笑顔のあふれる園づくりに尽力しています。
保育士になられて何年目ですか?
(寺内)5年目です。新卒で別のところで2年やって、こちらで3年目です。
グローバルキッズで働いてみようかなと思った理由は何ですか?
(寺内)いろいろな保育園のホームページを見て、一番かわいいなと思って選びました。それがきっかけです。それから面接で社長さんともお話しをして、働いてみたいなと思いました。
社長と話した時はどんな話をしたんですか?
(寺内)どんな保育士さんになりたいですか?というような質問がありました。それで「子どもが楽しく過ごせるように、自分も楽しくやっていけたら」とお答えしました。
笑っていられるように。子供も自分も。
(寺内)そうですね。自分が楽しくなきゃ、子どもも楽しくないだろうなと思っています。社長も同じ考えだということを知り、こちらを選びました。
実際に働いてみて良かったなと思うのはどんなところですか?
(寺内)笑顔が絶えないところですね。常に皆笑って、楽しくやっています。
それは子供たちにも伝わっていますか?
(寺内)そうですね。職員の楽しさが伝わっていると思います。
なぜ職員の皆さんは楽しくできているのでしょうか?
(寺内)園長の人柄だと思いますね。とても若々しいと言うか、すごく気さくで、何でも話しを聞いてくれるので、やりやすいですね。
先ほど拝見していたら、なるべく子ども自身がやるようにしているように見えました。
(寺内)そうですね。自分でやるというのは大事ですね。私は、1歳の担当なのですが、1歳は自分でやり始める時期なのですね。自分で出来るように誘っていくとか、自分の意思でやろうとする意思を、大事にしています。
自分が働く環境としてグローバルキッズはいいなと感じてることがあれば教えてください。
(寺内)明るい。というのがやっぱり一番で、働きやすいですね。この場に居やすいです。会話も多いですし、コミュニケーションも取れますし、職員間も仲がいいです。ベタベタしているわけではないのですが、すごく働きやすいなって思います。
子供が園に行きたいなというのと似たような感覚でしょうか?
(寺内)そうですね。そういう感じですね。
先生が行きたくないような園だと、子供も園に行きたくなくなっちゃう。
(寺内)そうですね。それもあると思います、やっぱり。
子供にとってグローバルキッズのいいところはどのような点だとお考えですか?
(寺内)お友だちがいて、毎日楽しいから、来たくなる園だと思います。お友だち同士の関わりが深いんです。それで、あの子がいるから今日も行きたいな、あの子と遊びたいなというのがありますね。
それは簡単なようで難しいですよね。
(寺内)だと思います。
そのあたりも子どもたちの関係同士が主役で、保育者ほうは支援するというイメージでしょうか?
(寺内)そうですね。あまり口出ししないで、子どもたちの意思に任せています。でもやっぱりトラブルが起きる時はあるので、そういう時は仲介に入ったりはします。子どもたちの意思を活かしてあげたいなと思っています。
29歳という若さで園長をつとめる松本さん。子どもさん、保護者の方はもちろんのこと、経験豊富なスタッフからの信望も厚いリーダーです。いつも楽しそうな松本園長に話を聞きました。
正直いいますと、園長先生というと、ベテラン保育士の女性というイメージがあるので、若い男性で驚きました。
(松本)今、29歳なのですが「えっ?」という反応をなさる方が少なくないですね。
保護者の方の反応はいかがでしょう。
(松本)実は、お母さん方の反応というよりも、自分自身のほうで「どう思われるのかな?」という気持ちでいたことがありました。自分は、まだ子どもがいるわけでもないですし、人生経験が豊富なわけでもありません。なかなか相談しづらいのだろうなと、勝手に心配ばかりしていました。
よい方向にいきはじめたと感じたのはいつ頃でしょうか?
(松本)ふだん関わらせていただく中でお話しすることはもちろんですが、園長コラムを書いたり、ノートでのやりとりをしていった時に、少しずつ距離が縮まってきたと感じました。
保護者の方に伝わるものがあったのでしょうね。
(松本)どう頑張っても「園長の風格」は出ませんから、その辺はあきらめて。(笑)
保育に関する知識は誰よりも豊富にしたいなと思っていまし、子どもにもしっかり目を向けて保護者の方とお話できるようにしたいと思います。
スタッフの方も、同年代、下の世代、ベテランの方までいろいろですね。
(松本)ベテランの方は、豊富な保育経験もお持ちですし人生経験もあります。同年代、下の世代の方も、いろいろな知識や経験をお持ちです。皆さんのことを尊敬していますので、まず、お話しをしっかり聞くことを心がけています。
また、自分も保育のプロフェッショナルという自負もあります。自分も含めて、だれでもそうですが全てが正しいわけではありません。ですから、チーム保育の中で、改善しなくてはいけないことはしっかり発言して共有しなくてはいけません。
先ほど、ベテランの方にうかがったら「園長はよく話しを聞いてくれるんですよ」というお話がありました。
(松本)それは嬉しいです。自分も意見は聞き入れているつもりなので。
パートさんも調理師さんにも全て言っていただいた上で、自分も話せる事は全部話して、1つになってやっていかなくては、到底、子どもたちにいい保育なんてきませんから。
ミーティングを拝見したら「とにかくスタッフの皆さんも楽しくやってもらいたい」というお話をされていましたね。
(松本)そうですね。私から何かを言ってやってもらうのではなくて、スタッフみんなから「こうやりたい。ああやりたい。」という声がでてきたものを集めて実行していくのがよいですね。
それはなぜですか?
(松本)その方が、やった方の思いがあると思うんですね。「やらされている」より「自分からやったこと」のご本人もイキイキとします。そして何よりも、それを見た子ども楽しいと思います。
そういう姿勢を保護者の方も、スタッフもよく見ているから、松本園長が受け入れられているのでしょうね。
松本さんは、なぜ保育士になろうと思ったんですか?
(松本)子供が好きだというのが第一の理由ですね。それで、はじめは小学生の先生になりたいと思うようになりました。
それが保育に変わったのはなぜですか?
(松本)小学生の先生にしても低学年がいいなと思っていました。それで、勉強をしていく中で、保育園、幼稚園にも興味がでてきたんですね。
保育をする上で小学生を教えるための勉強というのは役立ってるんですか?
(松本)そうですね。役立っています。日曜にはボランティアとして、小学生と関わる活動したりもしました。そうするといろいろな発見があるんです。保育園に来ている子どもたちの未来を知っておくことは役立ちますね。小学校の先生とも関わりを持たせていただいています。
幅広い方々との交流があるのですね。
(松本)地域の方々も関わらせていただいて、50歳、60歳の方々とも交流させていただいています。いろいろなことを学ばせていただいています。
園長だと子どもとの関わりはあまりないのですか?
(松本)そんなことはないです。園長としての仕事はたくさんありますが、自分も保育士としてやる時間をもつようにしています。やっぱり子どもとふれあうのは楽しいですから。
男性の保育士さんだからできることってありますか?
(松本)人によっても違うので、単純に性別で区切るわけではないのですが、僕の印象でもいいですか。
はい。もちろん。
(松本)見ている角度が少し違うかな?とは思います。
具体的にはどのようなことですか?
(松本)女性の方が、瞬間的に「かわいいな」「何かしてあげたいな」という気持ちで動くことが多いと思っています。男性の場合は、その瞬間の「かわいいな」「何かしてあげたいな」も大事なのですが、その子の先をみて、今なにをすればいいのかとワンクッションおいて考える割合が大きいように思います。もちろん、どちらがいいというわけではなりません。
それは松本園長もそうですか?
(松本)そうですね。もっというと、自分の場合は、保育現場全体をどうしていこうかと考える割合が強くなっていきました。現場全体をみて、どうすれば、子どもひとり一人にとって、いい影響を提供できるかと考えています。
保育をするための良い環境を整える役割なのですね。
(松本)そうですね。広い範囲で、さまざまな角度で見ていけるようにと思っています。役割の上下だというのではなくて、子供達がイキイキと過ごせる場所、保育士がイキイキと働けるようにするための場所をつくる役割も必要だと思います。
一生の仕事として考えていますか?
(松本)もちろんです。でも、正直いうと、まだまだ男性の一生の仕事というイメージもないかもしれません。よい保育を実現するために、自分のような仕事が必要なのだと認められるようにしていければと思います。
以前は違うところで保育士をしていたとのことですが、グローバルキッズを選んだ理由は何ですか?
(松本)グローバルキッズの中正社長とは以前からご縁があったんです。いろいろなお話をさせていただく中で、目指すところは一緒なのかなと思いました。
その前にいたところは何年くらい勤めていたのですか?
(松本)8年です。それで、環境を変えたほうがいいかなとも思いました。1つのことだけでなく、いろいろなことを経験したいと思いました。
グローバルキッズを選んで良かったですか?
はい。それは自信を持っていえます。
松本さんが、園長として保育士として、ご自身が楽しくイキイキと働くことは、子供にとってどんなプラスがあると思いますか?
(松本)イキイキと働いている大人は魅力だと思うんですね。子どもにとって、魅力的な大人が身近にいることは、素晴らしいことではないでしょうか。そのような保育環境は、子どもにとって素晴らしい生活環境でもあるはずです。
確かにそうですね。最近は大人が疲れていますね。
(松本)大人もそうだと思うのですが、楽しそうな人、面白い人がいると楽しくなりませんでしょうか。子どもたちが楽しく過ごすことで、周りの人たちも幸せになっていきます。笑顔があるところには、絶対幸せがあると思っています。その笑顔があちこちに広がっていくといいと思うんです。
子どもの行動にも目に見えてでるものですか?
(松本)楽しんでいる人と、不平不満を言っている人がいたとします。すると、子どもたちは、楽しい人の方に集まるのです。遊んでいても、楽しい人のところに行きます。楽しくないところには、あまり人が集まらないです。
そうなんですか…。
(松本)よく大人で、子どもに一生懸命近寄っていく人がいますが、子どもが近寄らない時もあるんです。子どもは正直ですね(笑)魅力がある人のところには「何だろう?何だろう?」って集まります。
子どもに、ごまかしは利かないのですね。
(松本)利かないと思いますね。子供だから・・・・ごまかせるというのはないですね。
なるほど。「保育士がよい大人になろう」と社長がいっていたことに大きな理由があるんですね。
(松本)「何々しなさい!」と強引にやる方がいたとしたら、子どもから信頼されないと思います。誰でも、尊敬している人や、好きな人の言う事って聞くんですよね。子どもも一緒です。自分にとって好きな大人だったり、あこがれている大人の言うことって聞きますよね。
魅力的な大人な働いている保育環境をつくる松本園長なのですね。
(松本)はい。まだまだですが、頑張ります!
ご自身のお考えとグローバルキッズの考え方が合っているという主任の田中さん。自身の信念やこれからの目標などについて聞きました。
保育のお仕事はどのくらいやられていますか?
(田中)もう16年ぐらいですかね。
16年もなさっているということは、とてもやりがいがあるお仕事なのでしょうね?
(田中)元々子どもが大好きなのですが、その子どもの成長が本当に目の当たりに見られるのが楽しい仕事です。
いろいろな個性をお持ちの子供さんばかりだと思いますが。
(田中)はい。とにかく一日中、元気モリモリで動き回って、寝た時しかじっとしてない子も。おしとやかな子も。もう1人ひとりみんな違いますね。
私には2歳の子どもがいますが、個性の塊で大変だと思うときもあります?
(田中)その個性は大事にしてあげたほうがいいと思うんですよ。
型にはめない。
(田中)はめないほうが良いと思います。せっかくそうやって個性的豊かに生まれてきているのに、型にはめる必要もないし、その子の良さを生かしてあげられるように言葉掛けをしたりとか、関わってあげることで、さらに素敵な人格になるのかなって私は思うんですね。
そんな田中さんのお考えと、グローバルキッズの方針が合っているように思います。
(田中)私はここが自分に合っている場所だと思っています。社長は、自分の信念を持って保育をしてくださいと言っています。私自身もそれが可能な園であるなと思っています。それに、園長とも、保育に対する考え方など、共感できる部分がたくさんあるので、私は自分にとても合った園だと思っています。
上から、このパターンでやって下さいね、というのはないものですか?
(田中)それはないですね。自分の経験を生かしてやってくださいとは言われています。保育って、これが良い、これが悪いっていうのはないと思うんですね。その保育士の今まで思ってきた経験や学んできたものが活かさせる場所です。
主任の立場としては、職員の皆さんにはどのような話をしていますか?
(田中)子どもたちへの声掛けですとか、私が身を持ってやって、見て頂くことかなと思っています。特に私は強制しません。先生たちが、私を見て、こういうところは良いなとか、こういう保育を自分も学びたいなと思ったら取り入れてもらえばいいんです。
逆に田中さんが「お、こういうこともあるんだ」と思うこともあるんですね。
(田中)もちろんあります。たくさん学びました。
そういえば、年間のカリキュラムなども、グローバルキッズ全体で決まっているわけでなく、各園独自のものだそうですね。
そうなんです。はい。年間のカリキュラムっていうのが、年度の始めに皆で話し合って決めるんですけども、そこを軸にやっていくっていうところはどこの園でも同じですね。子どものために、子どもがいかに楽しめる場所であることがいいのかなって思うんですよ。何かを無理矢理教えて、子どもに負担を掛けるということではなく、自分達で何かができるようになるためにということを考えています。
言い換えると、楽しいことは身につく、というところが、この時期の子どもたちならでは。
(田中)そうなんですよ。遊びの中からいろんなルールとかそういうのが身につくと思うので。
保育園の環境に関して、素朴な質問です。僕が親としてきた時に「年齢で空間が分離されていなくて大丈夫なのかしら?」「こっちでは2歳の子が遊んでたら、こっちでは寝れるのかしら?」とか、不安なことを正直考えてしまうと思うんです。
(田中)私も職員として初めて経験した時に思いました。でも、子どもってすごく適応性がありまして、守られた空間の中で、ここは遊びの場所、ここはご飯の場所、ここは何歳の何々の場所っていうものを設けなくても、自然とその流れに乗っていけます。それが社会に出た時に、いろいろ適応できるようになるのかなとは思うんですね。また、2、3歳のお兄さん、お姉さんが、0歳に対してかわいがる愛情も芽生えてきたりしますね。
もう、芽生えるものなのですか?
(田中)もう既に芽生えていますね。それを、大人が芽生えない方向にもっていけば芽生えなくなってしまいます。本当に自然であってほしいんですよね。自然から学ぶことって本当に多いと思います。
これから保育士を目指そうとしている方に、働く場所として、どんな園を選んだらいいのかアドバイスをいただけますか?
(田中)その人の好みというのがあると思います。大きい園でたくさん見るのが好きな人と、小さい園でこじんまり見るのが好きな人といると思います。特にこういう園がというのはないんですね。設備は全く関係ないと思うんです。自分がいかに子どもたちとどう関わっていくかが問題で、面接でよくお話しをされて、たくさんの園を見てみるのが良いと思います。
最後の質問ですが、田中さんが1年後、こんな保育士になっていたいなという目標があればお教えください。
(田中)そうですね。若い保育士が、子どもたちと関わる時に「楽しいな」って思えるような保育を、身につけてもらえるような指導ができたらいいなと思います。
保育士自身も楽しめる保育。
(田中)はい、そうです。大人が楽しんでなかったら、子どもは楽しくないと思うんですよ。大人が本当にこの子たちと一緒にいて楽しい!という気持ちを持っていないと。
保育士の心の部分を育てることなのでしょうね。
(田中)そうですね。保育士の心を育てられたらいいなと思っています。それが子どもたちに全部伝わっていくので。
なるほど。最後にいきつくところは、常に子ども達なのですね。