
~綱引きを分解してみる~
子どもたちが大好きな運動遊びの「綱引き」。
今日も素敵な掛け声をかけながら楽しんでいました☆
「綱引き」は一見ただ思い切り引いているだけの運動に見えるかもしれませんが・・・
実は
・引き寄せる腕力
・足の先で踏ん張る体幹
・後ろに重心を乗せるバランス力
・皆で掛け声をかけて一緒に引く、リズム感
・・・まだまだありますが☆
普段何気なくやっている運動を、理論的に分解してみると、様々な育ちにつながっていることがわかりますね♪
蒲田第二では、そんな運動を意図的にバランスよく取り入れています。
運動を楽しみながら、怪我をしにくい体つくりを行うために<4つの運動>を意識して、体験・選択できるようにしています。
「平衡系」(バランスをとる運動・平均台、フープ遊び等)
「移動系」(移動する運動・おにごっこ、かけっこ等)
「非移動系」(その場で力を入れる運動・鉄棒、トランポリン等)
「操作系」(道具を使った運動・玉入れ、サッカー、ドッジボール等)
綱引きは、非移動系になります!
特に非移動系では、足の母指球を使って踏ん張る運動が多く、体幹が自然と鍛えられるといわれています♪
運動を楽しむ会では、おうちの方々と一緒に楽しむ予定です!!
近年は「保育」「乳幼児教育」の分野について、多くの研究が行われています。
蒲田第二では、保育を行う上で、そのような科学的な根拠や知識を取り入れながら
「今」の子どもたちにとっての最善を考え実践しています。
※今年度より学びを深めている「イエナプランのビジョン<8つのミニマム>」にも科学的根拠を教育に取り入れることの必要性を<教育の人類学化>という項目で記されています。
蒲田第二:西出