
最近何かと目にする「SDGs」。SDGsとは「持続可能な開発目標」の略で、2030年までに貧困や飢餓の撲滅をはじめ、経済成長や環境保全など17の目標の達成を目指し、2015年の国連サミットで採択されました。
グローバルキッズはSDGsの取り組みとして、保育施設や保護者の方のご協力のもと、「NPO法人もったいないじゃぱん」さんを通じて、絵本寄贈やミャンマーの子どもたちに半袖を送るプロジェクトなどを実施しております。
グローバルキッズの保育現場でも、SDGsがどういった活動なのか子どもたちが理解し、行動に移せるように、保育士による子どもたちへの教育が始まっています!
グローバルキッズ押上園では、角島園長から地球上にはどんな生物がいるか園児に問いかけ、さらに発展して大陸は196カ国・地域に分かれていると説明がありました。※日本が国として承認している国は196か国
その後、日本以外にはどんな国があるか国旗を用いながらクイズを出します。「日本」「カレーが有名なインド!」「韓国」「ミャンマー」とすべて正解した子どもたち。
その中の一つ「ミャンマー」に住んでいる子どもたちに半袖を送るプロジェクトを実施した背景について、説明がありました。
SDGsのワードを見せると「エスディージーズ」と園児たちが口を揃えます。
「すべての人が地球でずっと暮らしていけるような世界をつくるための17の目標です」と説明し、角島園長は17項目について、一つひとつ読み上げます。
次に「もったいないばあさん」の絵本を例に、身近にできるSDGsへの取組みを紹介していきます。絵本を読んだ後、日常で実践できそうなSDGsを園児に問いかけると「水は必要な量だけ出す」「食べ終わったみかんの皮を干し、みかん風呂にする」「ごはんを残さないよう食べ物を大事にする」「夜になったらやることを終えて、電気を消して寝る」と返答がありました。
SDGsは子どもには理解が難しいテーマだなと思っていましたが、角島園長による日常生活を起点にしたイメージしやすい説明により、園児一人ひとりが自分にできることを一生懸命考えている姿が印象的でした。
そして、このSDGs勉強会の終わりに、子どもの一人が急に「教えていただきありがとうございました!」と大きな声でご挨拶。体育会のような勢いでしたが、子どもの成長を大きく感じられる、ステキな一場面もありました。