先輩に聞く
職員の子ども達への
真剣な思いを感じる
日々です
短大卒業後、社会福祉法人の保育園で9年間勤務。その後認証保育所の園長を経て、グローバルキッズに入社。松陰神社駅前保育園の初代園長として勤務。その後、グローバルキッズ十日市場園の園長を経て、2012年より高島平第六小学校あいキッズへ異動。施設長として勤務している。
あなたが目指す「輝いた大人」とは?
「謙虚な気持ちを持ちながら向上できる人」
これでいいやと満足してしまうと、様々なものを吸収できず、自分の価値観に凝り固まってしまいがちです。輝いた大人は、柔軟な心をもっているので、子どもも若い人も年配の方も、全ての人の気持ちを受け止められるような柔軟な価値観をずっと持ち続けられる。そういう人を目指したいです。
原点を大切に、積み重ねてきた日々。
初めて就職した社会福祉法人は9年間勤めました。その後、ある企業で認証保育所の施設長をしていた頃、今のグローバルキッズ代表と出会いました。中正代表の想いに共感し、グローバルキッズの1号園である「松陰神社駅前保育園」で施設長を務めることになりました。
当時はまだ何の基準もないところからのスタートだったので、何が必要か、職員にはどんな研修をしたらよいかを考え、一から全てをそろえなければならない状況でした。その頃は、職員が本当に協力して皆で保育園を作り上げていましたね。とても大変でしたが、そのおかげで私自身、全員が一丸となり、良い園を作っていこうという前向きな気持ちを、今でも持ち続けられているのだと思います。その後、横浜市認可保育所の「十日市場園」のオープンの際に施設長として異動し、3年間勤めました。そして2012年4月から、高島第六小あいキッズの受託運営をうけて、異動してきました。
根本は変わらない、子ども達への想い。
この仕事のやりがいは、心身共に「子どもと本気で向き合うこと」ですね。小学生は保育園の子ども達より自我が出てきていて、反抗もするし、ああいえばこういう時もある。私達指導員が、心も身体も向き合っていかないと子ども達に伝わらない。同時に、子どもの意見もしっかり聞いていかないと子どもは納得しない。その分会話が成り立つ楽しさやかわいさがあり、その中で子ども達が少しずつ成長していく姿をみられる事に、やりがいを感じています。
私が子どもと接する時に一番大切にしてきたことは「一人ひとりの子どもの気持ちによりそうこと」。一人ひとりの言葉にならない想いを汲み取りたいと思っています。私自身が子どもの頃そうであったように、自分からなかなか言い出せない子もいる。注意して見ていると、子ども達がこちらにおくるサインがあったり、困っているのが見えてきます。それを見逃さない様にしたいと思っています。
人として大切な基本を忘れない職員であってほしい。
施設長として職員と接する中で、職員に対しては「誰にでも背中を見せられる先生であって欲しい」という想いがあります。学童指導員としてという前に「人としての基本」が大切。挨拶や身だしなみ。人の顔を見て話すこと。そして、思いやりや学ぶ姿勢を忘れないこと。ここの職員は、そういった基本的なことがきちんとできていますね。本当に、子どものことを真剣に思い、自ら考え、よく動いてくれています。
また私自身、施設長という立場で心がけているのは「皆に平等に接すること」。一人ひとりへの思いやりの気持ちは忘れない様に心がけています。忙しい毎日ですが、ちょっとした声掛けをしたり、休憩時間中のたわいもない話で様子を知ったり。当然、人それぞれの考え方もあるので、意見が食い違ってしまったり、中にはうまく考えが折り合わないこともありますが、そういう時は個人攻撃をするのではなく、一対一で話す。そうするうちに本音を話してくれる様になったり、「最初は不安な気持ちがあったけど、今は楽しい」と言ってくれるようになったりするんです。
「ただいまー!」の声が響く、あたたかい学童をつくりたい。
これから私自身、指導員として、子ども、保護者、職員、地域の方、すべての方に慕ってもらえるような存在なりたいと思っています。それには私自身が「安心できる存在」である事、それはまさに日々の積み重ねの上に成り立って行くものだと思います。学童クラブとしての目標は、この場所にくる子ども達全員が学童に来ることを楽しみにし「ただいまー」と元気に笑顔で帰ってきてくれるような、あたたかい場所をつくること。そして、ここで育つ子ども達が、人としての基本がしっかりと出来た大人になってほしいというのが私の願いです。そうすれば、どこに行っても大丈夫ですから。