
保育士を目指したきっかけは?
本当に子どもが大好きなんです。子どもの頃、団地に住んでいたのですが、その頃から自分より年下の子ども達を集めては面倒を見るのが好きで。中学生の頃にピアノを習ったのも、どうしても子どもと触れ合う職業に就きたい!そのためにはピアノが弾けるようにならないと!という思いからで、今考えると随分早い頃から将来への準備をしていました。
今まで積まれてきたキャリアをお聞かせ願えますか?
最初は幼稚園の先生をしていました。結婚して子どもが出来てからは自分の子育てを優先したかったので一旦仕事をやめ、ある程度子育てが落ち着いてきたタイミングでまた復帰しました。幼稚園の先生ではなく保育士として復帰したのは、赤ちゃんの頃からのお世話に関わりたいという思いと、自分自身の子育て経験をすべて生かしたいと思ったからです。
保育で心がけていることはどんなことですか?
「子どもの気持ちに寄り添う」ことです。泣いている子がいれば、その子の気持ちをちゃんとわかってあげたい。ここに通っている子どもたちは長い時間お母さんから離れているわけですから、いろんな感情、気持ちを私たちが理解してあげることで安心して過ごしてもらいたいですね。これは子どもに限ったことではなく、保護者の方たちにも同じです。保護者の方の気持ちにも寄り添って、思いを通じ合っていきたいと考えています。
「保育士」という仕事の魅力はどんなことでしょう?
「あ!歩いた!」「あ!歯が生えた!」こんな子ども達の成長をもしかしたら一番近くで見守ってあげることが出来る、ということでしょうか。私たちはとにかく子どもが大好きでこの仕事を選んでいますから、こういう子どもの日々の成長は何よりも嬉しいですし、また、保護者の方たちと子育ての喜びを共有し合えるのも嬉しいです。保護者の方から、「ここの園に通わせてよかった」ですかとか、「先生と出会えてよかった」などお言葉をかけて頂くとますますやり甲斐を感じてしまいます。