
2020年11月21日(土)グローバルキッズ志茂保育園にて、近くにお住まいの親子を対象に、天野ひかりさん(NHK『すくすく子育て』元キャスター)よる子育て支援イベントを開催しました。
<開催目的>
・地域の親子にも、子育ての知識とコツを遊びながら学ぶ機会を作る
・保活中の親子に、保育園を知ってもらい特色のある園を身近に感じてもらう
・世界でダントツに低い日本の子どもの自己肯定感の向上
<内容>
地域の親子を招待し、親子で遊びながら、 子どもの成長に合わせた自己肯定感を育てる言葉かけを学ぶプログラム。
当日は参加者の方の自己紹介から始まり、天野さんより以下の内容のお話がありました。
子育てで大切な親の役割
「子どもの自己肯定感を育てること」
自己肯定感について
・「わたしは、わたしだから大丈夫」「ぼくは愛されている」「わたしは自分が好き」と思える、 強い心のこと。欠点も含めた自分をそのまま認められることで育つ。
自己肯定感が育つと 1、新しいことに挑戦できる 2、壁を乗り越えられる 3、相手の気持ちや立場を思いやれる この3つが生きる力の基礎になる。
親が楽しもう
・指示してできても意味はないので、やりたい気持ちを引き出すことが先。
・お母さんお父さんが楽しむ姿を見たとき、子どもの集中力がぐんっと発揮される。
・例えば、ボール遊びもお片付けもごあいさつも「やってごらん」とやらせるより、 親が楽しそうに実践していると、子どもは自分でじっくり考えてできるようになる。
親にできること
・そのための言葉かけのコツを知ろう〜愛情は会話のコツがわかって初めて伝わる〜。
・やらせるより、子どもをまるごと認める言葉をかけよう。
・認めることで、自分で考えて行動できる子に育てていこう。
会の終了後も参加者の方からは日々の育児の悩みや困っていることを職員たちにお聞かせいただきました。帰られる頃には、参加者の方の表情がパーッと晴れやかになっている姿が印象的でした。
■グローバルキッズ志茂保育園 施設長 堤佳代コメント
コロナウイルス感染対策をし、土曜日に午前と午後に分け、計11組の親子が参加されました。
講座が始まると天野さんの話術と笑顔に引き込まれるように、保護者の方々も頷いたり、笑ったり。
その場にいた我々職員も楽しく参加させていただきました。
0.1.2歳児のこの時期に大切なこと、心の器を大きくしてあげること。
その為に大人がどう関わり、どのような言葉をかけ自己肯定感を育てていくか。
そして、子どもにさせるのではなく、大人がその姿を見せることの大切さをお話してくださいました。
保育園(私たち)がお母様方の些細な悩みや困っていることに耳を傾け、
子育てのストレスを少しでも軽減されて、心に余裕を持ってわが子に向き合える様、
この先もお手伝いできる機会を作っていけるといいなと思いました。