
保育士を目指したきっかけを教えてください。
子どもの頃、自分が通っていた幼稚園の先生のことが大好きで、自分も先生みたいになりたいと思っていたのがまずはきっかけですかね。加えて、小学生のころに入っていた子ども会で大学生のお兄さんお姉さんがよく遊んでくれたのですが、そのうち自分もお姉さん達に混じって小さい子のお世話をする役になってきて。この子ども会での経験が、より自分を保育士へと近づけてくれたような気がします。
資格をとられてすぐに保育士になられたわけではなかったようですが?
保育士不足と騒がれている今からは考えられないのですが、当時は保育士としての就職がなかなか難しい時代だったんです。なので、ほかの仕事をしながら保育士になれる日を待ち続けていました。振り返ってみると、接客や事務的なことなどこのとき経験した仕事から学んだことは貴重なことばかり。今の仕事にも非常に役立っています。
この仕事の魅力は?
自分が関わった子どもたちが結婚式によんでくれたり、何かあると連絡をくれたり。また当時の保護者の方々や一緒に働いていた仲間とまだ繋がっていられたり、人と人との繋がりをこれほど感じられる仕事はほかにないと思います。いろんな形で繋がりながら「未来」を感じられる仕事、本当にやってきてよかったと思います。
保育をしていた0歳児ちゃんの二十歳の姿を見守ることができるようなそんな尊い経験を、今の若い保育士の先生方にも是非して欲しいと願っています。
先生が保育の中で大事にしていることはどんなことでしょう?
そうですね、まずは一緒に働いている私たち保育士のチームワークが大事だと思っています。そのためにも、お互いに意見がいいやすい環境づくりをサポートしたり、上下関係問わずに風通しのいい保育園運営していきたいと思っています。
ありがとうございました。