
今年度、GKコトニア西船橋園では、オンライン園見学やInstagramなどで情報発信を積極的に行っています。取り組みのきっかけやメリットについて、グローバルキッズコトニア西船橋園 施設長 渡部葉子先生に話を聞きました。
オンライン活用前の取り組みについて教えてください
昨年度までは、保護者の方同士が色々な悩みや楽しさを共感し、保育園ってどんな所なのかを知ってもらう機会として、実際に来園していただいての子育て支援を行っていました。具体的には、離乳食、身体測定、ベビーマッサージ、わらべうた、おもちゃ作りなど。在園児との交流やクリスマス会、運動会などの行事にも参加してもらいましたが、在園児との交流は特に好評でした。
こうした取り組みを続け園の雰囲気を感じていただくことで、10名程の入園につながっています。
オンライン園見学を行うきっかけと、うまく活用するコツは?
「入園希望者は、見学を行ったうえで入園申込みをするように」との行政決定がきっかけです。
コロナウイルス感染を防ぎながら園情報を十分お伝え出来るように、オンラインでの園見学を実施することにしました。
まずは、保育園の様子や登園時の持ち物についての動画を作成し、GKのホームページ内の当園の施設紹介ページに掲載。基本の園情報や保護者の方が一番知りたいことがわかるようにしました。同ページ上でzoom見学会の予約申込を受け付けており、さらにご質問がある時は見学会でお答えするようにしています。事前に動画を観ていただくことで、子育ての悩み相談に発展することもあり、広くは子育て支援ということにもつながるのかなと思っています。「育児相談を受けますよ」といっても相談しにくいという方が多いのが実情ですから、気軽に話ができる雰囲気をつくり、一方的な説明にならないよう工夫をしています。
また、地域の子育てに少しでも貢献したいとInstagramでの情報発信も始めました。保護者の方から「Instagramを見ました!」と声をかけていただくことも多いです。保護者の方からのフォローや「いいね」を励みに頑張っています。
ホームページに掲載しているオンライン園見学予約案内
オンライン園見学のメリットは?
園の雰囲気を直接感じていただくことは難しいですが、出掛けるストレスが少なくなったというお声をいただきました。小さなお子様を連れて、コロナウイルス感染予防をしながらの外出は、お母様にとって心理的負担が多くなってしまうものです。
また、これまでスケジュール調整は電話で行っていました。オンラインに切り替えてからは、ホームページからのネット予約にすることで、日程調整の手間が省けました。よくいただく質問などの動画を最初に観ていただくことで、説明の時間短縮にもつながっています。
コロナウィルスが終息した後も、当日の天候やお子様の体調に応じてオンラインも活用していく予定です。対面見学、オンライン見学の2本立てで柔軟に対応していきたいです。
Instagramを活用した情報発信について
現在4チームで担当を決めて投稿を行っています。
今後は、手作りおもちゃキットや、近隣公園マップ集、親子ふれあい遊び集、ベビーマッサージ集などを配布できるよう計画しています。
1 栄養士による離乳食、レシピ等の紹介
2 看護師による感染症対策の紹介
3 主任による今月の絵本、手作りおもちゃの紹介
4 施設長による季節・育児ネタの紹介