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★採用担当者blog★vol.204 あの園が大好きでした

佐々木です。今週はずっと雨のようですね。くせ毛なので、髪の毛がチリチリになる日が続きそうです。
 
 
さて、この連休中、とある自治体主催の就職面接会に参加しました。
何十という保育事業者の集まるイベントです。
今回はそこでの話を。
 
 
今回は、会場に来た方に、積極的に勧誘をしても良い催しだったので「これは、ナンパが上手な男子を連れて行くしかない」と思いました。
残念ながら、採用チームにナンパが得意そうなメンバーは見当たりません。
そもそも、男性が少ない。
そこで、社内でもっともナンパがうまそうなスタッフに声をかけました。
得意技はサッカーのスポーツマン。
名前は、流行りの「さいとうさんだぞ」です。
さいとうさんです。
ちなみに、グローバルキッズに約26人いる「さいとうさん」のうちの、1人の「さいとうさん」です。
「休日に、ナンパをしてほしいんだけど」というお願いに、快く応じてくれたさいとう。
ちなみに、我ながら、そんな理由で連れて行くのもどうかと思いますが。
 
 
さて、当日。
とある格式あるデパートの9階で、その催しは行われました。
 
 
当日は、何十もの事業者が参加していました。
かなり適当な、しかし大真面目な理由で連れて行った、「ナンパ師さいとう」でしたが、こちらの期待以上の働きぶり。
次々に女性に声をかけ、説明をし、ブースにも連れてきてくれます。
これは、ナンパの申し子だ!
さすがだ!
私の目に狂いはなかった!
と、1人でホクホクしていました。
ちなみに、ナンパが上手そうというのはただのイメージで、実際の彼の私生活は分かりません。
 
 
今回は、そんなナンパ師さいとうの、ナンパテクでも紹介しようと思ったのですが、やめることにします。
なぜならその催しで、とても感動することがあったからです。
迷わずそちらをご紹介したいとおもいます。
ナンパの極意は、あらためて別の機会に。
 
 
さて、そのイベント開始直後のこと。
とある女性の方が私達のブースにいらっしゃいました。
 
 
「こんにちは。お話いいですか?」
 
 
どうぞどうぞ喜んでと言いながら、お座りいただきました。
笑顔の素敵な女性です。
座って、早速、その方がこうおっしゃいました。
 
 
「実は、以前、うちの息子がこちらの園でお世話になってまして…」
 
 
一瞬、時がとまり、すぐに我に返りました。
あれ、保護者の方?
でも、今日は就職相談会だけど…どういうことだ??
 
私も、横にいたナンパ師さいとうの頭にもハテナが浮かんでいると感じたのでしょう。その方は笑顔でこうおっしゃいました。
 
 
「息子が1歳の時に、こちらの園に通わせてまして。ここの園の先生達にすごくお世話になりまして…。初めての子育てで不安だったんですけど、本当に良くしていただいて。ほんとに、私、大好きな園だったんです」
 
その方は続けます。
 
「今は引っ越しで転園してしまったんですけど…息子も本当に担任の先生のことが大好きでした。
もともと大学時代に児童心理を勉強してたのもあるんですけど、そんな先生達の姿をみて、私も、そんな風に仕事したいって思ったんです」
 
 
 
以前は金融機関に勤めていたというその方。
今はなんと、保育士の資格をとるべく、専門学校に通ってるとおっしゃるではありませんか!
 
 
なんと言いましょうか。
 
 
もう、感動です。
私も、恐らくその場にいたさいとうも。
いや、感動して泣きそうになりました。
 
 
その方も素晴らしいと思いましたし、その方がそう思うまでにいたった職員の力といいましょうか。そこの関係性を思うと、感動せずにはいられませんでした。
 
 
子ども達が先生に憧れて、この業界を目指すということは、決して珍しくないと思います。
でも、ここにいる、1人の保護者の方が、心動かされ、保育士になろう、自分のやりたい仕事をやろうと、前に進もうとしているということ。
大げさかもしれませんが、何か奇跡のようなものを感じました。
 
 
ほんとにあの園が大好きなんです。
先生達に感謝してるんです。
自分もそんな仕事がしたいんです。
 
きっと、本人達が聞いたら、心から喜ぶのではないでしょうか。
この仕事をしていてよかったと、心から思うのではないでしょうか。
 
もちろん、しっかりと園には伝えますとお約束しました。
 
こんな話を聞くと、保育業は、サービスなどという言葉では片付かないような、本当に子ども達やそのご家族、その生活と一体となったお仕事なのだと、あらためて感じます。
 
 
この1年ほど、随分とこの業界のことが、メディアにもとりだたされるようになりました。
その大半は「問題」という言葉に置き換えられ、様々な論調を呼んでいます。
採用としても、たくさんの方のお話を聞きながら、まさにその渦中に身を置いていると実感しています。
もちろん、取り上げられている「問題」に目を向けることは大切なのですが、それだけでは、あまりに悲しいと思っています。
そして、違和感も感じています。
 
 
本当のこの仕事の価値ってなんだろう。
ここで働く人達、そして関わる人達は、どんな想いでいるのだろうか。
出来ればその本質みたいなものに、もっと陽を当てたいと思っています。
何の仕事でも、その仕事をした人にしか分からないこともたくさんあるでしょう。
でも、周りから見ているからこそわかる価値も、同じようにたくさんあるはずですから。
 
 
〇〇先生は新卒さんでしたよね?
●●先生は、産休はいつまでですか?
◎◎先生は今どちらの園にいらっしゃるんでるんですか?
 
 
楽しそうに話すその方から出てくる名前の一つ一つは、もちろん私自身もよく知っている名前でした。
そして、それを聞いたら、きっときっと喜ぶであろう、その表情もありありと浮かんできました。
どのメンバーも、とっても素敵な保育者です。
そのお母さんの心には、その職員達の姿が、しっかりと刻まれているのでしょう。
 
 
素敵なお話をありがとうございました。
どうぞ、お勉強頑張って、夢を実現させてください。
お待ちしています。
 
 
 
 
(佐々木)
 

★採用担当者blog★vol.203 採用チームの悩み

採用担当佐々木です。

気づいたら、9月ですね。今年も残りあと4か月って、みなさん知っていましたか?私は、最近気が付きました。

前回のブログのタイトルが「8月になりました!」で、「オリンピックがはじまりますね!」と書いたのに、

気づいたらオリンピックは終わり、パラリンピックが始まっていました。時の流れのはやさを感じますね。そして同時に、また更新をとめていた、自分自身の甘さも感じます。

 

さて、今回は、ちょっとした話を。

 

先日ですが、採用グループの電話番号を、何か語呂合わせ出来ないかという話題になりました。ちなみに、私達は真剣です。

例えば水のトラブル時に安心だと謳う会社の、軽快なメロディとともにうたわれる、お問い合わせ番号。

一度聴いたら忘れられない声で有名な社長の、某通販会社のテレビ通販。

会社名やサービスなどを連呼し、潜在意識に刷り込んでいくCMの数々。

いずれも、語呂だったり、社名が、わかりやすく、はっきりと耳に残ります。

まんまと術中にはまり、気づくと鼻歌を歌っていたりする自分に気づいて、恥ずかしくなることもしばしばです。

それくらい、潜在意識に刷り込まれているということなのでしょう。

グローバルキッズも、この戦法を使わない手はありません。

 

 

これを機に、真剣に考えてみることにしました。

 

 

ちなみに採用グループのお問い会わせ番号は下記のとおり。

 

03-3239-0707

 

この番号に、良い語呂合わせを考えてみましたが、何度考えても良い案が思いつきません。

ふと、Aさんから提案がありました。

 

「おっさん見にサンキュー はどうだろう」

03(おっさん) 32(見に) 39(サンキュー)。

おっさんを見に来てくれてありがとう、ということでしょうか。

 

失礼な言い方になるかもしれませんが、新卒・中途合わせて、採用グループで「おっさん」というグループにカテゴライズされる可能性がある社員は、2名しかいません。男性自体、2名しかいません。

そのうち1名の「おっさん」がAさんと言えるでしょう。

某アイドルグループの様に「会いに行けるおっさん」といったところでしょうか。

それが、応募者に対して、なんのメリットやプレミアム感があるのか。

正直なところ、なんだかだましているような気持ちになります。

余談ですが、先日、ブログを読んでくださっている方が面接に来て、Aさんに対し「あなたがAさんなんですね。本物ですね!」と喜んでいらっしゃいました。

そんな風に、プレミアム感を感じてくださる方など、ごくわずかです。

しかし、上司の提案に異論を唱えようにも、代案が浮かびません。

 

では、百歩譲って、「おっさん見にサンキュー」にしたとして0707はどうするのか。

ゼロナナゼロナナと言ってしまうのか。

 

色々提案しあってみたものの、ここに書くことがはばかられるような案しか出てきません。

唯一紹介できる案としては「大きなオンナ(0707)」くらいでしょうか。

 

おっさん見に サンキュー 大きなオンナ。

 

ちなみに、採用グループで「大きなオンナ」にカテゴライズできるのは、私くらいしかいません。

「大きなオンナ」の線引きをどこからするのか、明確な基準はありませんが、すくなからず身長170センチ以上の大台にのっている私は、十分その基準を満たしていると思われます。

他の女性陣は、小柄か、ごく一般的な大きさです。

百歩譲って、空飛ぶ栄養士の伊藤も、空飛んでただけあって、一定水準以上の身長はあります。

一人は嫌なので、伊藤も道連れにしたいと思います。

 

 

「おっさん見に サンキュー 大きなオンナ」

 

並べてみると、意味がまったくわからない語呂合わせになってしまいました。

こんなことを、まじめに考えているのも、段々ばからしくなってきました。

でも、できれば応募者の方には、一発で覚えてもらいたい。

 

 

試しに、採用チームのパートのしんむらさん、通称「しんさん」に、感想を聞いてみました。

しんさん、採用チームの電話番号の語呂合わせを考えてみたんですけど、どうですか??

 

「うーん、そうね…ちょっと…私ならちょっと応募ためらっちゃうかしらね……」

 

優しくて、控えめなしんさんらしく、極力私達を傷つけないような答えが返ってきました。

つまるところ、却下です。

採用チームの良心である、しんさんが受け入れられないなら、却下するしかありません。

 

ということで、残念ながら、語呂は決まらないまま、今日に至ります。

 

03-3239-0707

 

もし、ぴったりの語呂を考えた!という方がいらっしゃいましたら、採用グループにまでご連絡をいただけたらと思います。

見事採用された方は、こちらのブログで紹介させていただきたいと思います。それ以外に大きな特典はない予定ですが、その方が望むなら、場合によっては考えたいと思います。

 

ということで、来年度4月に向けての新しい仲間の募集は始まっています。

すでに面接に来て下さっている方がもいらっしゃいますが、

いきなり面接はちょっと・・という方、まずは会社を知ってみたい方もいらっしゃることと思います。

そんな色々な方に向けたゆるやかなイベントも、企画していきたいと思っております。

おっさん見にサンキュー。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

(佐々木)